品川で働くエンジニアパパの子育てブログ

英語のこと中心に子育ての記録を残しています

子供の教育は長期投資だ!

Numbers And Finance
当然ですが私は株式投資をしています。株式投資にも色々な流儀があるのですが、私はいわゆる「長期投資」と分類されるような投資方法を実践しています。株と聞くとたくさんのモニターと睨めっこしながら生き馬の目を抜くがごとく売買を繰り返すようなイメージが強いかもしれませんが、私はそのようなことはしていません。

長期投資というのは20年、30年という長いスパンで資産を形成することを目指すスタイルなので、たくさんのモニターも必要ありませんし、パソコンやスマホに張り付いている必要もありません。非常にのんびりと、そしてコツコツとした投資方法だと言えると思います。

余談ですが投資と言えば、私は娘達二人のためにいわゆる「ジュニアNISA」の口座を証券会社に作っていて、そこでも長期投資を(少額ずつですけれど)しています。こちらは子供たちの資産形成という目的もあるにはあるのですが、どちらかというと近い将来に娘たちに世の中のことを教える為に使おうと思っています。

投資を始めると結構日本の金融リテラシー、つまりお金のことに関する知識や株式投資などに対する距離の取り方について問題や疑問を感じる方が多いようですが、私もその一人だったりします。

まだ現段階では当然早いのですけれど、中学生にでもなれば証券口座に入っているお金の意味合い(株が何かとか、債権が何かとか)ぐらいは問題なく分かるはずなので、それを通して少し娘たちが世の中のことに触れる機会を作ってあげられたらと思います。

さてちょっと本題から逸れましたので戻ります。

このブログに書いているように現在長女と英語をはじめとして色々な教育に取り組んでいるのですが、その経験を通して「子供への教育って本当に長期投資の考え方だな」と感じるようになりました。短くても10年くらい先を見据えて行動するべきことだと思います。

人間はどうしても短期的な利益に魅力を感じてしまう生き物です。株式投資で言えば、例えば長期投資が将来の資産形成として理にかなっていると思っている人でも、ほんの一握りの一握りの人が短期売買というギャンブル場で大成功したという話を聞いて、そちらに走っていたっりしてしまう生き物なのです。ほとんどの人は失敗し、かつその成功した人もいつ崩れるのか分からないという現実を分かっていても惹かれてしまうものなのです。

子供の教育でも似たような構造があると思っています。基本的には英語にしろ何にせよ、子供の教育は彼らが大人になった時の為、つまり長期的な利益の為に取り組むものだと思います。何か特定の短期的な目標に向かっているのでもないかぎり、おそらくほぼすべての親御さんが子供が社会人になったとき、自立したときのことを視野に入れて子供の教育がなされるべきだと思っているでしょう。小手先のスキルや知識を子供に身に付けてさせてもしょうがない、そういう風に親御さんはみんな考えていると思います。

しかしどうでしょうか。例えば英語です。例えば長期的な利益を信じて自分の子供に英語絵本を読み聞かせし続けていたとして、ちょっとネイティブスピーカーのいる英語塾に通っている子供が発音良く「How are you?」なんて言うのを聞いて心が揺れ動かないでしょうか?そっちの方がいいなじゃないかって思ってしまわないでしょうか?そんなものはすぐに失われてしまうものなのですが、それは頭では分かっていてもやはり魅力的に映らないでしょうか?

私は正直このように揺れ動く気持ちはよくわかります。発音なんて忘れろとさんざんブログに書いてきましたが、それでも発音の良い英語が取り上げられてり、持ち上げられたりしているのを見ると心が乱されます(笑)人間って本当にそういう生き物なんですよね。

プログラミング教育にしたって同じような話はたくさん転がっています。小手先のスキルを学んでもらうことにどうしても魅力を感じてしまうものなのです。「うちの子はこの間講座に出てiPhoneのアプリを作りました!」って聞いたらやっぱり「そっちの方がいいかも」って思ってしまうものなのです。それがまったく本質的なものではなかったとしても、短期的で目に見えるものは我々の目に魅力的に映るのです。

商売をする方も親のこういう心理を分かっているからか、短期的で目に見える結果を出すべくカリキュラムを組んでいます。簡単な話、そうでないとお金を出してくれる側である親をつなぎとめておけなくなるかもしれないからです。だから英語で言えば生徒に無理やりでも「発声」させることが大切ですし、そのときの発音がネイティブっぽいことも大事なのです。

商売をする方がそのように動くのはある意味しょうがないというか自然なことだと思います。子供の10年、20年先を視野に入れて動いてくれるのなんて両親や親戚、そして義務教育の学校および学校法人くらいじゃないでしょうか。つまり逆に言えば、親や義務教育は長期的な視点を絶対に忘れてはいけません。

ひとりひとりの子供たちが最適なタイミングで花開けるように、短期的で目に見える小手先の話題から目を背けないといけません。そうすることこそが、親や義務教育の視点として求められるものだと思います。