マイクロソフトで働くエンジニアパパの子育てブログ

英語教育やプログラミング教育などの話題を中心に子育てについて書いています。このブログは私個人に属するもので、所属する企業の見解ではありません。

とっても勉強家のお母さんの娘さんがハーバードに進んだ話。廣津留真理さんの「世界に通用する一流の育て方 」を読みました!

世界に通用する一流の育て方 地方公立校から<塾なしで>ハーバードに現役合格 (SB新書)

世界に通用する一流の育て方 地方公立校から<塾なしで>ハーバードに現役合格 (SB新書)

娘のすみれさんがハーバード大学大学に入学したことで話題になりました廣津留(ひろつる)真理さんの著作です。本書にもあるようにハーバード受験自体はすみれさんが自分で決めたことで、この本自体の内容も子供をハーバード大学などの米国一流大学に入れる為の指南書ではありません。

真理さんはとにかく勉強家であるのだろうなというのが私の一番の感想で、ご妊娠されている間に200冊の育児書を読み漁ったというエピソードをはじめとして、ソフトウェアなどのIT分野の方でもないのに、ソフトウェア研究者であるアラン・ケイの言葉を引用されていたりと、熱心に情報を集められている方であるという印象を強く持ちました。

こうして真理さんが学んだこと、自分で考えたことを継続して子育ての中で実践した結果が、直接的にではないにせよすみれさんのご活躍に繋がっているというのは間違いないでしょう。真理さんの主張を本当に一言でまとめてしまえば「家庭学習は必須」ということだと思いますが、これに関しては私も同意します。

どのような方向性に子供を進ませたいにせよ、現代の日本の教育システムでは賄えない部分というのはかなり多くあると思っています。塾や習い事などがその隙間を埋める助けになることには同意しますけれど、親が自ら考えて実践することほど子供にとってインパクトの強いものはないのではないかと思います。

ちなみに上で本書は指南書ではないと書いたのですが、広津留さんはすみれさんに英語子育てをしていた経験から現在は英語を勉強する方法を教えられているようで、「ひろつるメソッド」と呼ばれているその方法論を本書で説明しています。その部分は、まあ指南書だと言っていいと思います。

私が個人的にこの本で一番面白いと思った部分は、すみれさんがハーバード大学を見学し、そこから受験を決意するまでの経緯です。正直に言って羨ましいと感じました。私もハーバード大学ではないのですが、初めてアメリカの大学(ちなみにワシントン州立大学だったのですが)を訪れたとき、その圧倒的な大きさと雰囲気に魅了されたのを覚えています。

ただ私の場合はそのときすでに大学を卒業してからしばらく経ったときだったので、そこで自分が学ぶ為に入学を目指すというのは当時の自分にとってかなりハードルの高いことでした。その後10年くらいして仕事の関係でスタンフォード大学を訪れる機会もあったのですが、そこでも同じように強く魅了された記憶があります。

すみれさんのように早い段階から海外の一流大学をその目で見て雰囲気を感じるチャンスがある子供というのは、海外がかなり身近になった今でもそんなには一般的ではないと思います。私は現時点では娘たちの海外大学入学を切望しているわけではありませんが、選択肢を広げてあげる、視点を広くしてあげるというのは親ができるひとつのことだと思いますので、年頃になったらそんな大学やその周りの街なんかを訪れる機会でも設けてあげられたら良いのかもしれません。