マイクロソフトで働くエンジニアパパの子育てブログ

英語教育やプログラミング教育などの話題を中心に子育てについて書いています。このブログは私個人に属するもので、所属する企業の見解ではありません。

段ボールが最高の知育玩具だと思うという話


段ボールが豪華客船?!

最近引っ越しをした関係で段ボールがわんさか家にあるんですけれど、長女はそれを使って色んなものを作り上げて楽しそうです(そして次女がそれを遊具のように使っています。)

「色んなもの」と言っても6歳児にそんなに技能があるわけではないので、あくまで彼女の想像力の中でだけ「色んなもの」になっているだけで、物理的には毎回似たようなものが組み上げられていくだけです。

例えば写真の段ボールは確か「カフェ」でしたし、また「豪華客船」でもありました。要は想像力次第です。

枠組みは大人たちが勝手に作ってしまうもの

子供の玩具には使い方がある程度決められているものも多いです。かなり汎用的な、例えば積み木のような玩具もありますけれど、「玩具」として売っている時点である程度の枠組みが定められているとも言えます。

しかし子供には本来枠組みが与えられていません。それを段々大人たちが枠組みに嵌めていってしまいます。「このおもちゃはこうやって遊ぶものだ」とか「この場所ではこうやって遊ばなければならない」とか。

段ボールで組み上げたスペースをカフェにしたり、公園のちょっとしたスペースを秘密基地にしたり(今どき流行らないかもしれませんが)、そういった子供が本来持っている想像力をフルに発揮できるような環境こそ最高の知育玩具だと思います。

別に段ボール箱である必要もなく、何でも構わないません。子供たちが自由にやれればそれでいいと思います。

大人の評価軸で「技能」を評価してはダメ

子供がこういうもので想像力を発揮しようとしているとき、大人が気を付けなければならないのが物理的な出来の良し悪しに目を向けないようにすることです。別の言い方をすると、大人の枠組みで評価しないということです。

例えば娘の作った段ボール建造物が本当に「カフェ」や「豪華客船」に見えるようなものならば、大人からは称賛されるかもしれません。本当に上手だったら天才だともてはやされるかもしれません。写真がネットでバズるかもしれません。

しかしそういう「技能」は大人になってからも身に付けられますし、何より今後は人工知能やロボットの得意分野です。技能の正確さや速度において、人間は圧倒的に人工知能やロボットに劣ります。

本人が頑張って上手に作れたと思っているようであれば、その努力を誉めてあげるべきだとは思いますが、その対象は技巧的な巧拙であるべきではないです。

想像力こそ代替のない人間ならではの能力

なんでもない段ボール箱のスペースをカフェとしたり豪華客船としたりする子供たちの想像力こそ我々大人が称えるべきもので、かつ今後も人工知能やロボットに置き換えられない人間の価値なんだと思います。

まあ「素晴らしい想像力だね!」って褒めてあげても子供たちはピンと来ないでしょうけれど(笑)

娘たちの段ボール箱遊びを見てそんなことを考えました。