品川で働くエンジニアパパの子育てブログ

英語のこと中心に子育ての記録を残しています

Charlotte's Web

Charlotte's Web (Trophy Newbery)

Charlotte's Web (Trophy Newbery)

渡辺由佳里さんのジャンル別 洋書ベスト500で紹介されていた、おそらく英語圏の小学校低学年くらい向けの作品です。以前にも書いたのですが、私は子供の頃にはまったく読書に縁がなく、児童向けの作品にどのような話が多いのかよく知らないのですが、なんとなく冒険ものや魔法やファンタジーものが多いというイメージがあります。この作品は動物を主人公にしているものの、現実ではありえない行動を彼らがとるのでファンタジーと言えなくもないですが、静かなひとつの農場を中心にして物語が進行していくこともありまして、ワクワクの冒険ものという要素はないように思います。でもいくつかのレビューを読む限り、アメリカでは知らぬもののいない程の有名な作品だそうです。

ネタバレが嫌なのでストーリーにはあまり触れませんが、基本的には友情ものと言っていいと思います。英語は極めて読みやすく、すごくリズムのいい文章だと読んでいて感じました。どうやら著者の方はThe Elements of Style, Fourth Editionという文章の技術に関する本も書かれているような方だということで納得です。と言うとお堅い文章と物語なのではと想像するかもしれませんが、そこは児童向けの書籍、しっかりとユーモア溢れる会話やストーリーが展開されています。余談ですがそのようによく構成されている文章ですので、洋書で小説を読んでみたいという大人の方の入門にも適しているような気がしています。

当然まだまだ4歳のうちの娘には早すぎる作品ですが、もしかするとあと2年もすれば読み聞かせの対象にはできるかもしれません。最近徐々に娘の興味が絵から文章に移ってきていることを感じますし、娘に好まれそうなストーリーだと思いますので、意外と娘がこの本に出合うのも遠くないかもしれません。

そういえばこの本を読んでいて思ったのですが、仕事や趣味の情報を求めて本を読むとき、無意識にすごく急いで本を読んでいるようです。この本は文章を噛みしめるように読んでいたのか、いつもよりすごく時間をかけて本を読んでいる自分に気が付きました。除法を得ることがゴールのときはこんな読み方はする必要がないのは勿論のことですが、そういう読み方ばかりしていると、なんだか心が貧相になっていきそうなので、たまにはこういう機会を求めるべきかと思いました。