マイクロソフトで働くエンジニアパパの子育てブログ

英語教育やプログラミング教育などの話題を中心に子育てについて書いています。このブログは私個人に属するもので、所属する企業の見解ではありません。

初めて購入したバイリンガル育児本「7 Steps to Raising a Bilingual Child」を紹介します!

7 Steps to Raising a Bilingual Child

7 Steps to Raising a Bilingual Child

  • 作者: Naomi Steiner,Susan L. Hayes,Steven Parker
  • 出版社/メーカー: Amacom Books
  • 発売日: 2008/11/13
  • メディア: ペーパーバック
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そう言えば、私が初めて英語子育てを意識したのはまだ妻が妊娠もしてなかったときでした。

私の元上司は日本語が達者なアメリカ人だったのですが、彼の奥さんが妊娠しているときだったか娘さんが生まれた後だったか忘れましたが、バイリンガル子育てに関する本をある日読んでいたのです。

その時にその本の内容を彼が僕に説明してくれたのですが、そのときに「それならもしかすると僕にも出来そうだな」と思ったのが直接のきっかけでした。

後に私が本格的に勉強してみようと思ったときに、AmazonにてBilingualで検索すると彼の読んでいた本と本書が検索されて、私はこちらを選んでみたというわけです。

ちなみにその上司の奥さんは日本人で、彼は日本に住んでいた頃は娘に英語のみで話しかけ、奥さんは日本語で話しかけるという、いわゆるOPOL(One Parent One Language)を実践していて、今はアメリカ在住で娘さんとは日本語で話しているようですが、娘さんはすっかり日本語が達者に育っているそうです。

本書は基本的にはバイリンガル子育ての指南書という感じで、バイリンガル(もしくはマルチリンガル)に子供を育てたいと行ったときにどういう方法論があるのか、どういう心構えでいるべきなのか、どうゴールを設定すべきか、どのようにアクションを取っていくのか、バイリンガルに関するいくつかの有名な誤解は何でそれはなぜ間違っているのか、等といった情報が纏められていたはずです(すみません、結構前に読んだので。)

この系統の本を読んだのはこれが初めてだったので、私は非常に勉強になったのですが、既にバイリンガル、もしくはバイリンガル子育てについて他の書籍等で学んだ方であれば、そんなに目新しい情報はないかもしれません。

私が一番記憶に残っているのはStep 5のLeaping over Predictable Obstaclesという部分で、ここではバイリンガル子育てをする上で誰もがぶつかる悩み事について書かれていました。

この本は基本的にはアメリカの読者に向けて書かれているものだったので、日本とアメリカでは状況が違うからあまり参考にならないだろうと最初は疑っていたのですが、意外にも(と、その時はそう思ったのですが)、似たような事で悩んでいるんじゃないだろうかと思いました。

例えば「人前で英語以外の言葉を話すと周りの目線が痛い」みたいな話もあって、アメリカと日本は色々と違う部分も多いですが、一言語が圧倒的に強力な力を持っている国という意味では似ているんだなという示唆を得ることもできました。

ちなみに本書からそのまま持ってくると、人前で子供に外国語を話すことで悩んでいる人々の声はこんなものがあるそうです。

  • "It makes me feel impolite."
  • "It just does not come out."
  • "When I am at the park and yell to my kids across the soccer field in Italian it feels as though I am the only one in the world raising her kids bilingual and that I am doing something really strange."
  • "I am not fluent, so when I speak to my kids in public I'm embarrassed. I'm concerned that someone is going to come up to me and correct my grammar or my pronunciation...although this has never happened."
  • "When my husband speaks one language and I am speaking another, people turn around. We've even had complete strangers tell us that we must be crazy, or are confusing our kids."

今改めてこういうのを読み返してみますと、何と言うか勇気づけられますね。みんな頑張っているんだな、と。こういう本を読む一番の効用はそういうことかもしれません。

本書は特に具体的な、著者の知っている(著者のクライアント?)バイリンガル子育てをしている家族の例を出して、みんなこういうケースではこういうことしているんですよ、といった情報を提供してくれます。

例えばこの人前で話すのが、という悩みの部分では、外出先で子供にフランス語を話すことを避けがちだったお母さんが(周りの人に分からない言葉を話すのは無礼であると感じていた為)、子供が幼稚園に行き出しなのを気にフランス語を全く話さなくなり、焦って外でもフランス語を必ず使うようになったというエピソードを紹介しています。

このお母さんはその後、人前で話すときは周りの人に自分は子供にフランス語で話しかけることにしているんだ、というのを説明するようにしたそうです。そうすると、みんな理解したり応援してくれたりしたそうです。