品川で働くエンジニアパパの子育てブログ

英語のこと中心に子育ての記録を残しています

Theseus and the Minotaur

Theseus and the Minotaur. by Laura North and Ross Collins (Hopscotch Myths)

Theseus and the Minotaur. by Laura North and Ross Collins (Hopscotch Myths)


何回かこのブログでも書いていますが、私は妻が妊娠しているときからバイリンガル育児については調べ始めていました。その期間に読んだ一冊の中に、湯川笑子さんのバイリンガルを育てる―0歳からの英語教育 (くろしおΧブックス)という本があり(この本はこの本でまた別途紹介したいと思います)、その中で紹介されていたこのギリシャ神話Theseus and the Minotaurに興味を持ち、まだ生まれてもない娘の為に購入しました。しかも当時は実は男の子じゃないかと勝手に想像していたので、いわゆる冒険もの系であるこの本は男の子に読んであげるのにぴったりだと思っていたのですが、実際はおなかの子は女の子。確か注文したときには予約状態になっていて、実際に届いたのは娘が生まれた後だったのですが、受け取った時に「あ、誰か男の子にあげないと」と思ったのを良く覚えています。

ところがどっこい、娘の評判は良いようです。薄くて軽い本なので持ち運びやすいという点も関係あるとは思いますが、しょっちゅう私に読んで欲しいと持ってきます。最近はMinotaurが出てくるシーンが恐い、ということが分かるようになったようで、そこまで来ると「こわいねー、こわいねー」と呟きながら逃げていくこともありますが、それでもMinotaurの凶暴な口を触りながら「mouth, mouth」と無邪気に喜んだりもしています。この本からはshipという単語も覚えました。娘も気に入っているようですし、誰かにあげるどころか、もっと他のギリシャ神話にも手を出してみようかというくらいです。

しかしこの話は不思議な話で、MinotaurをTheseusが倒すまでは日本でもよく見るヒーローものなのですが、その後Theseusは結婚を約束したAriadneという女性を島に置き去りにするという酷い振り方をしてしまうし、化け物を倒して悠々と自国に帰ったものの、色々な事情からお父さんを失ってしまうし、日本人的感覚というか、少なくとも私としてはなぜめでたしめでたしで終わらせず、最後はこんな悲劇にしてしまうのだろうと、ちょっと疑問に思うくらいです。これがギリシャ人気質なのでしょうか?悲劇などが好きそうなイメージはありますが。こういう発見も、もしかしたらバイリンガル育児をする上での一つの面白いところなのではないかと思います。