品川で働くエンジニアパパの子育てブログ

英語のこと中心に子育ての記録を残しています

The linguistic genius of babies

以前メーリングリスト経由で知った、The linguistic genius of babiesというTEDのトークを、ふと思い出したのでもう一度鑑賞してみました。

 

乳幼児の脳の神秘はまあ言わずもがなとして、トークの中でも強調されていますが、以下の二点はなるほどと思わされます。

  • 乳幼児は音声の統計情報を集計しているということ
  • しかし、その統計情報は生身の人間からしか集計していないということ

人間の脳というのは、結局生きていくために必要ない能力をどんどん刈り込み、生きていくために必要な能力に効率化していくものだと思いますので、おそらくこの統計情報も、自分にとって必要な音を見極めるための集計なのだと思います。そして必要ないと認識された能力は捨てられてしまう。トークの中では1歳までにどのくらい聞き分けの能力が違ってくるのかが語られていますが、小学校低学年から海外に住んでもネイティブの発音(またはそれにかなり近い発音)を習得する子供がいる以上、1歳以降にもまだ能力は捨てられずに残っていると思います。娘は生まれた時から英語を聞いていますが、私の英語のlとrの発音が正しくないのは確実なので、きっと正しい統計情報は今のところ取れていないことでしょう。

ビデオや音声のようなものから音声を学べないというのは不思議な気もする一方、何となく感覚的に理解できる気もします。勿論ビデオや音声を使った英語教材が意味がないといったことではなく、おそらく言語認識の基礎の基礎を作る段階では効果を発揮しないということで、言語の基盤が徐々に出来始め、それを強固にしていく段階あたりから効果が出てくる類のものなのではないでしょうか。